2010年09月30日
大阪・京都ライブツアー #5

同じ近畿地区でも大阪と京都は、明らかに空気が違う。
大阪ー京都
ちょうど関東で言えば
東京ー横浜
くらいの距離間、そして文化の違いなのだろうか。
窓の外を見るとマクドナルドやローソンの看板がモノトーンカラーだ。
道行く人々もスタイリッシュ。
う~ん
大阪の街も良かったが、京都もまたいいなあ。
例えば
120円の缶ジュースを100円で売っている自販機がある。
東京だと「ALL 100円」ぐらいの派手なステッカーを貼るだろう。
これが大阪だと100円玉をマンホール大に巨大化した大看板を出し
「100円でっせ~!!」
となる。
京都はそのどちらでもない。
特に派手な広告はない。
ただし口コミで
「100円どすえ」
を謳い続ける。
関西特有の芯の強さがある。
それは秘めたる強さ。
デフォルメした発言・表現はしない。
オトナでスマートなのだ。
(これは根っからの東日本人であるオレが、この旅で感じた偏った京都大阪感である点はご容赦頂きたい。)
さて
車は鴨川に架かる橋を渡る。
橋から見える河原の風景がとても美しい。
清水寺をチラッと流し、イノダコーヒ三条店でコーヒーを飲む(写真)
すっかり癒された気分になってしまった。
おっといけない。
今夜はライブなのだ。
伊集院とホテルで落ち合う時間が近づいていた。
(つづく)
大阪・京都ライブツアー #4

9月25日(金)
大阪→京都
昨日に続き曇り空だが天気予報によれば雨の心配はない。
天気は回復に向かっているという。
午前10時にホテルのロビーで長太郎と集合する。
今日は、チェックアウト時間まで休養し喉を休めたいという伊集院とは別行動。
15時に京都のホテルで落ち合うことにしている。
昨夜は「串カツ壱番」のあと、ホテル近くの立ち呑みバー(店名失念)で2次会をおこない25時解散。
よく飲んだなあ。
そしてよく食ったわ。
ツアー終了後絶対体重増えてるよなあ。
10時20分
道頓堀インターから阪神高速に乗り、京都南を目指す。
車中、長太郎から再度例の飴ちゃんをすすめられるが、やんわりとお断りする。
渋滞もなくスムーズに道は流れ、京都南インター11時着。
今日の一食目は、京都発祥のラーメン店「天下一品」の本店に行くことに。
「天一」は京都に来るたびに本店で東京との違いを確かめたいと思っていたが、なかなか実現の機会がなかった。
今からざっと18、9年程前、
東京には天一のチェーンは江古田と池尻にしかなかった。
当時リメオナは江古田のパイナップルカウンティーという店でライブをやっていたのだが
その江古田で初めて天一を食べたあの衝撃が忘れられない。
その後東京にも天一のチェーンは増えたが江古田店が一番美味いと思っている。
がしかし!
京都出身者によれば東京の天一はどこも不味いという。
本場京都で食わねば天一の美味さはわからないという。
う~む
そうまで言われれば行かないわけにはいかない。
11時45分
天下一品総本店到着。
すげえ!
12時前だというのにもう並んでる!
大行列という程でもないが、既に店の前には数名の人の列が出来ている。
列に並び数分後入店。
さっそく餃定(餃子定食)を注文し、出されたそれを無言ですすり込む。
うん!
うまい!!
いつもの味だ!
・・・え?
いつもの味?
東京との違いは?
長太郎が冷静かつ的確な意見を。
「工場で作って全国配送だからどこのチェーンで食べても同じ味なんだ」
むむむ
まあいいさ。
どちらにしても美味かったのだから。
満足満腹で店を出る。
店員のお兄ちゃんから「おおきに」と言われる。
「おおきに」っていい響きだなあ。
オレたちは再び車に乗り、京都の街を走りだした。
(つづく)
2010年09月28日
大阪・京都ライブツアー #3

大阪心斎橋FANJライブ
煌びやかな照明に照らされ
とても気持ち良く演奏する事ができた。
20時20分ライブ終了。
さあお待ちかねの打ち上げ!
一旦ホテルに楽器を置きタクシーに乗り込む。
今夜は呑むぞ~!
目指すは新世界・じゃんじゃん横丁。
昼飯にお好み焼き食べたし、夜は当然串カツで一杯だ。
通天閣が妖しく光を放つ夜の街に着く。
店選びの前にブラブラと付近をラウンドする。
夜の大阪にカラダを馴染ませるためだ。
危険な地帯などもチラッと覗く。
行き交う人々は当たり前だが関西弁。
いつもライブ後に歌舞伎町をブラつくのとは明らかに違う雰囲気に
あ~旅に来たのだなあ
と思う。
目についた串カツ屋「壱番」に入る。
腹ペコなオレたちは生ビールに串揚げをじゃんじゃん注文する。
観光客向きっぽい店構えに、串揚げの味はどうなのかなと思っていたが、一口食べてビックリ!
う、うまい!!
うますぎる!
そのあまりの美味さに感動しつつすぐにおかわり。
結局3人で40本近く食べた。
串揚げを大阪で食べたのは初めてではないし
東京でも大阪風串カツ屋はいくらでもある。
しかし今回は明らかにこれまでにはない感動を覚えた。
目からウロコの美味さだった。
衣の揚げ具合
具材の良さ
ソースの程よい甘辛さ
どれも絶妙。
本場はさすがだ!
そして言うまでもなく
西の地で良いライブをやった後に
20年連れ添っているメンバーで乾杯できたという
最高のスパイスも加わってこの美味さなのだ。
宴は深夜まで続いた。
(つづく)
2010年09月27日
大阪・京都ライブツアー #2

実に気持ちのよいライブハウスであった。
スタッフの方々がオレたちのようなツアーバンドにも
キチンと心のこもった対応をしてくれる。
この店を選んでよかった。
よしっ!
いいライブにするぞ!
すぐにサウンドチェックからリハーサル。
リハで驚いたのは照明の凄さ。
ムービングライト、スモークマシーンなど機材の充実ぶりも素晴らしい。
この照明技術によってオレたちのようなおっさんバンドも
ちょっとは絵になるバンドに映るかしら、と期待してしまう。
(果たしてそれはどうだったのだろう)
リハーサル後は伊集院は喉を休めるためホテルで待機。
ホテルはFANJからわずか徒歩20秒の距離であり、これはよかった。
控え室のようにホテルが使えたからだ。
ちなみにこのホテル
長太郎が見つけたのだが、デザイナーズホテルだかなんだかでえらくスタイリッシュ。
おっさんが一人ずつ3部屋に泊まるのは気が引ける程のお洒落さ。
いつもカプセルに慣れてるオレには天国のような空間だったのは言うまでもない。
さてそんなこんなで時刻は19:20
ほぼオンタイムでリメオナの出番となる。
ほなやりまっせ~!!
エルモアジェームスのいつものSEが流れ
ドラムセットの脇に設置されたスモークマシーンがプシュープシューと音をたて煙りを吐いていた。
(つづく)
2010年09月26日
大阪・京都ライブツアー #1

八王子→大阪
9月23日(木)
天気予報では東京は終日雨の予報だったが
朝6時集合の時点ではまだ降りだしていない。
よっしゃ
今のうちに東京を脱出だ。
2デイズライブ
今日は大阪心斎橋FANJ
明日は京都四条河原町BLUE EYES
東京以外でのライブは
東武動物公園でのイベントに出て以来だから10年ぶりだ。
と思っていたら2006年と2007年に相模湖での野外イベントに出ていたっけ。
あそこは八王子のすぐ隣りだけど一応神奈川県だった。
ともあれ関東以外で初めてのライブ。
まさしく修学旅行気分で旅にでる。
前日は23時まで八王子ゲートウェイでゲネだったのもあり、全員寝不足気味。
だが、旅の高揚感も手伝ってか眠気は感じない。
午前6時30分八王子インターから中央道に乗る。
渋滞を覚悟していたが幸運にも車は快適に流れる。
長太郎作成の「関西ツアーのしおり」どおり14時には大阪に着けそうだ。
さて車中
長「これいる?」
喉の調子があまり良くないという伊集院のために、長太郎が飴を準備してくれていた。
気が利く男だ。
さすが部長(日野高校ギター部)
が、しかし
長ちゃんが用意していたのはメントール系のど飴ではなく
いわいるあま~いキャンディで
オレと伊集院はブーイングの嵐。
伊「四十路男が甘い飴ちゃん買うなよ!」
荒「長太郎は昔っからそうだったよな」
伊「高校の頃からだ。菓子選びのセンスがない」
荒「そうそう。長太郎の家に遊びにいくと出されるお菓子は決まってかりんとうだし。」
いじける長太郎。
こんな感じでとても仲良しなオレたち。
そうこうしているうちに13時大阪到着。
予定よりだいぶ早い。
FANJへの入り時間は15時半だ。
ホテルに荷物を下し道頓堀方面へブラブラと歩く。
祝日とあって、人がぎょうさんおる(関西弁)
伊「お好み焼き食うべ!0次会だ!」
目についた「福えびす」に吸い込まる。
看板の文句がいかにも大阪だ(写真)
生ビールにお好み焼き、イカ焼き、たこ焼きを注文し
うまい、うまいとあっという間にたいらげる。
この時点でもうすでに来てよかったね~となる。
腹も満たされたところで入り時間。
オレたちは意気揚々と今夜の戦場(?)へと向かった。
(つづく)
2010年09月25日
おおきに
2010年09月24日
2010年09月23日
2010年09月22日
しおり
have fun

つい先ほど終了。
さあ
いよいよ明日から関西ツアーだ!
結成20年目のちょっとしたメモリアルイベント
今まさにバンドのコンディションは過去20年間で最高潮であり
このタイミングでのツアー実現は非常に嬉しいことだ。
やるからにはキッチリと足跡を西の地に落として来たい。
ガツーンとやってきまっせ~!
とは言うものも
今回のツアーはあくまでも本業ではなくオプショナルライブと考えており
前にも書いたとおり気負い過ぎずにゆるめに行きたい。
ストイックになりすぎず
あくまでラフに。
四十路男たちとの音楽旅行を楽しんでこようと思う。
きっとこんな旅は
人生でそう何回も出来るわけではないだろうしね。
2010年09月20日
2010年09月19日
太鼓祭
2010年09月18日
2010年09月17日
thanks!

どうもありがとう!
頑張って良いライブやってくるで~。
腰の重いリメオナがわざわざ関西まで出掛けてライブをやるなんて
実現することに我ながら少し驚いている。
と言いつつも
今回のツアーは全く気張らずにいこうと考えている。
我々の主戦場はあくまで東京であり
マンスリーの吉祥寺ブラック&ブルーでのライブこそがメインジョブなのだ。
関西ツアーはリメオナ20年目の修学旅行。
チカラを抜いて楽しんできたい。
ライブあとにメンバーと美味い酒が飲めればそれで良いのだ。
というわけで今夜は緩く気合入れるために「よなよなエール」を。
まったりとしたエールビールは秋の夜にぴったりだ。
2010年09月16日
関西セットリスト
2010年09月15日
唐突に秋が
2010年09月14日
美味い!
事件 3

岐阜屋をあとにし、もう1度つるかめ跡地に戻る。
解体現場はまさしく跡形もなくこっぱみじんだ。
時刻は午前11時。
ジリジリと真夏のような太陽が照りつけている。
オレはしばし立ちつくしつるかめの亡骸を眺めている。
あ~あ
ホントにこのままなくなっちゃうのかな。
はじめてこの店来たのいつだったかなあ。
それこそ20年以上前だ。
名物ソイ丼に度肝を抜かれたのが懐かしいなあ。
カウンターで定食のおかずをつまみにして酒呑むようになったのは30過ぎてからだなあ。
リメオナのメンバーともよく来たなあ。
三茶でライブのときリハーサル後によく来たっけ。
思い出が走馬灯のように駆け巡る。
まさしく思い出横丁。
ふと見ると隣りの焼鳥屋が仕込みをしている。
ルビーモレノ似の店員(中国人)が店から顔を出した。
オレはすかさずルビーに聞いてみた。
オレ「ねえ、隣りの店潰れちゃったの?」
ルビ「ちがうよ」
オレ「え!?じゃあ改装?」
ルビ「りにゅあるだよ」
オレ「そ、そうなんだ!!
じゃあさ、いつリニューアルするの!?」
ルビ「それ、わからないよ」
カタコトながらルビーははっきりと言った。「リニューアル」と。
よかったあ。
いつになるかはわからないけど
新装オープンしたら必ずまた来よう。
そしてソイ丼を食べよう。
その日を楽しみに生きて行こう。
オレはそう誓いグリプラへ向かって歩き出した。
おしまい
2010年09月12日
事件 2

ぷは~
この店の瓶ビールはいつ呑んでもキンキンに冷えてて美味いね。
デニーロさんも相変わらずの渋さ。
くわえタバコに割烹着がよく似合う。
さて
携帯でネットをパラパラと捲る。
つるかめ食堂の解体の謎を探すが、閉店なのか改装なのか
おぼしき情報は見つからない。
う~む
ポテサラ
ハムサラ
あしたば天
イワシ天
ソイのあたま
どれもこれも絶品ばかり
もう食べれないのかなあ。
ビールから酎ハイに変える際、デニーロ氏にたずねてみる。
オレ「つるかめ食堂どうなっちゃったの?」
デニ「そうなんだよ!オレらもビックリしてんだよ!」
オレ「閉店?」
デニ「いや、よくわかんねえんだよな。」
オレ「壊されたのは最近?」
デニ「最近だね。歌舞伎町のつるかめ食堂もいつの間にかなくなってるしな。」
オレ「え?歌舞伎町のつるかめって系列店だったの?」
デニ「いや、知らね。」
オレ(ズルッとこける)
デニーロさんやはり渋い。
つるかめ食堂解体の謎は深まるばかりだ。
つづく
事件

今日の最高気温もまた35℃と聞き、いてもたってもいられず新宿に来た。
(何故?)
思い出だ!
カラダが思い出横丁を欲している。
岐阜屋へいこう!
デニーロに逢いに!
デニーロというのは前に書いた岐阜屋のカッコイイおっちゃんのこと。
(伊集院がそう呼んでいた)
デニーロの中華鍋さばきを眺めながら
よく冷えたクラッシックラガーを呑もう。
というわけで新宿到着。
いつものように小田急側の入口から横丁に入りぶらぶら歩く。
すると程なくして衝撃的映像が飛び込んできた。
・・・えっ!!!
なんとあの「つるかめ食堂」が粉々に解体されていたのだ!
これにはマジ驚いた。
なぜ??
閉店?
改装?
それとも2010年版の9.11テロ!?(まさかね)
しかし改装ったってさあ
この店、おっちゃんもおっかさんもいい歳だ。
店構え変えて果たしてそのあと長く続けられるのか?
後継ぎはいるのか?
あの芸術品ハムエッグもう食べれなくなるのか。
・・・
・・・
馴染みの店の突然の崩壊に動揺し、しばし呆然とする。
いったい何が起こったのか考えを巡らせるが
物事を整理して考えるには世界は暑すぎ、そして天気が良すぎた。
・・・
・・・
まあ
まず岐阜屋へいって呑もう。
喉がカラカラだしね。
オレはひともまばらな横丁を岐阜屋へ向かってゆっくり歩きだした。
つづく
2010年09月11日
秋はまだ先
2010年09月10日
お待たせしました!
2010年09月07日
朝ビール
2010年09月06日
よなよなリアルエール

東京駅にある「BAR BAR TOKYO」
「よなよなエール」の生ビールが飲めると聞いて行ってみた。
すると確かに!
「よなよなリアルエール」という名で生ビールがあった。
おお!
これは感動。
さっそく飲んでみると
ん?
ぬるい?
店内に貼られた注意書きによると、よなよなの最適温度は14℃であり常にこの温度で生ビールを出しているという。
え!
そうなん?
冷たい方がうまくない?
う~む
奥が深いなあ。
何でもかんでもキンキンに冷やして飲んでるオレはまだまだお子ちゃまというわけだ。
よなよな以外にも「東京ブラック」の生もあったが
こちらも14℃だ。
しかもこの店
立ち飲みスタイルで、客の年齢層も高い。
もちろんひとり客ばかり。
渋~いおじちゃま達が文庫本かなんか読みながら
ぬるくて濃い生ビールを舐めている。
う~ん
勉強になるなあ。
オレなんかまだまだだなあ。
四十路前
修行不足を恥じつつぬるくて濃いエールビールいただいてます。
2010年09月05日
UNAGI

いてもたってもいられず赤羽にきた。
(何故?)
・・・ウナギだ!
身体がウナギを欲しているのだ。
夏バテ防止・スタミナ補給に「まるます家」でウナギの蒲焼きを食さねば。。
というわけで午前中からほぼ満席状態のまるます家のカウンターにいる。
いこいや岐阜屋は午前中ひとり客が多いけどまるます家は
オッサンふたり組や若者カップルが多いね。
チューハイ・ウナギ蒲焼き・モロヘイヤお浸しを頼む。
カウンターのお姉さま方は、相変わらずクルクルとバレリーナのような華麗な動き。
ぷは~
ウナギうまい。
おし!
次の店いくか!
まだ午前11時だ。
人気店まるます家の店外にはそろそろ行列ができ始めている。
2010年09月04日
酒屋にて
2010年09月03日
まるで真夏の9月
2010年09月02日
3点セット
終わらない夏
2010年09月01日
HAIR
「アラジン若い頃から髪の毛薄くて、禿げる禿げると言われてたけど
よく四十路の今まで髪の毛もったよねえ!」
リサは古くからのバンド仲間で20年来の付き合い。
そうなのだ。
オレは40前にはツルッパゲと言われ続け早20年。
ここまでよく頑張ってくれたと自分の髪の毛に感謝したい。
オレだけでなく伊集院も長太郎も元々髪の毛の量は少なく
若い頃から危ないと言われていた。
リメオナはハゲ予備軍バンドの道を20年間歩いてきたのだ。
今年はバンド結成20周年+髪の毛維持20周年でもあるのだ。
40までメンバー全員髪の毛あるなんて・・・!
個人的にはこれは大いなるアニバーサリーだと思っている(笑)
だってさすがにねえ
メンバーにツルッパゲがいたらちょっとねえ。。。
しかしまだまだ油断は出来ない。
ハゲは急に来るっていうからね。
我々がステージ上で全員帽子を被っている理由も実は・・。
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